収入トピック
■ 歌手(アイドル)の年収・収入事情
アイドル歌手の平均年収は、260万円~430万円といわれていますが、地下アイドルや、アイドル見習い(研究生)はこの統計に含まれないでしょう。収入事情は、個々のアーティストやグループ、所属事務所、活動内容によって大きく異なります。一般的な歌手が、音源の売上による印税収入、コンサートやグッツ収入がメインであるとすれば、アイドル歌手の場合、給料性を取っているケースが多く、個人の人気度や活動内容に応じて少しずつ給料に反映されていくようです。
収入面では、楽曲作成やプロデュース等は事務所に任せているためか、大きな仕事をいくつもこなしている人気アイドルであっても、収入面では中堅ミュージシャンに劣る場合もあります。また一般的に活動した分が収入となります。そのため、ヒット曲を何曲も持つシンガーソングライターのように、活動していない期間にも、まとまった収入を期待することは出来ません。
しかし、昭和の人気歌手やジャニーズ事務所の人気アイドル歌手などは、高額納税者リストにランクインしています。一部トップアイドルの場合、事務所との契約内容や本人の活躍次第では、大きな収入を得ることも可能なようです。
【アイドル歌手の主な収入形態】
- 音楽活動: アイドルは、シングルやアルバムの販売から収入を得ることがあります。一部のアイドルは、自己プロデュースや作詞・作曲によって著作権収入も得ています。
- ライブイベント: ライブコンサートやファンミーティングなどのライブ活動からの出演料やギャラが収入の主要な部分を占める場合があります。
- 広告・CM出演: アイドルが広告やテレビ番組の出演を行うことで、出演料を得る場合があります。
- 映画・ドラマ出演: アイドルが映画やテレビドラマに出演することで、出演料を得ることができます。
- バラエティ番組: バラエティ番組への出演やバラエティ活動が収入源になる場合があります。
- グッズ販売: グッズやメンバーシップなどの販売も一部のアイドルグループにとって収入源です。
- ストリーミング収入: 音楽がストリーミングサービスで再生されることで得られる一定の収入があります。
- ファンクラブ活動: ファンクラブの会費やイベント参加料などが収入源になる場合があります。
- 広告代理店との契約: アイドルやグループが広告代理店と契約し、イメージキャラクターとして活動する場合があります。
- マーケティング関連の活動: 特定の商品やブランドとのコラボレーション、イベント出演などが収入源になることがあります。
■ 松田聖子さんは独立後に年収が大幅アップ
(写真)80年代を代表するアイドルとして大活躍
- 年度 | 順位 |アーティスト名
- 1981 |3 |松田聖子
- 1982 |2 | 松田聖子
- 1983 |2 | 松田聖子
- 1984 |1 | 松田聖子
- 1985 | 2 | 松田聖子
- 1987 |7 |松田聖子
【 松田聖子さんの推定年収 】
- 年度 / 順位 / 年収額(万円)
- 1996 / 20位 / 19584
- 1997 / 7位 / 23784
- 1998 / 15位 / 23319
- 2003 / 13位 / 21633
- 2004 / 16位 / 34878
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※ 自治体から公表されたデータに基づいています
松田聖子さんは、歌手としては、デビュー以来40以上の音楽賞を受賞、シングルチャート24曲連続1位という記録を持っている他、女優としても、数々の映画やTVドラマに出演。2004年10月に主演した日本テレビドラマ「たったひとつのたからもの」は、記録的な視聴率をたたき出しました。
1980年代前半は、中森明菜さんとともに日本の音楽シーンの頂点に立っていた松田聖子さん。当時は、トップセールスランキングの常連でした。
トップクラスに売れていたアイドル歌手ですが、高額納税者ランキングでランクインしたのは、1996年以降です。
所属していたサンミュージックから独立し、個人事務所となったことで一気に収入(納税額)が増えたようです。
当時の推定年収は、2億円~3億円。
1984年に国内トップセールスを獲得した翌年でさえランキング圏外だったことから、大手事務所の中間マージンがいかに大きな割合を占めているかが分かります。
■ 近年(コロナ前) の年収は3億円?。コロナ渦は激減!
(写真)芸能人の中でもディナーショー開催数は随一
松田聖子さんの近年の年収も2-3億円です。
アイドル歌手として人気の全盛期は通り過ぎたものの、現在もディナーショー1回で2000万円、CM出演で3000万円と高いギャラを得ているため大きく稼いでいるようです。
近年メディアへの露出はあまりなく、音楽のセールス(印税収入)も近年目立ったものがありませんが、稼ぎ頭となっているのがディナーショー。
顧客ターゲットとしている年代が時間とお金に余裕があるため、1人約5万円の高額チケットでも売り切れるそうです。
年末年始だけで、数億円の売上があるそうで、2019年度は芸能人最多の23公演を開き、年間 15 億円以上の売上がありました。
ディナーショーは企画会社ではなく、自らの事務所で企画・運営しているため、売上に対する利益は総どりできるようですね。
逆に損失を被ることもああり、コロナ渦の影響でライブ・ディナーショーが中止になり、損失14億円以上との記事が出ました(※週刊文集 2021年度)。
コロナの影響等を無視すれば、年間数億円の利益があるのではないかと予想されています。
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松田聖子さんのギャラは、1ステージで約300万円以上と言われています。