「 千玄室 (茶道家元) 」資産データ徹底調査 -年収・収入・ギャラなど-

プロフィールトピック

■ 千玄室 さんの経歴

千 玄室は、茶道裏千家前家元15代汎叟宗室。斎号は鵬雲斎。若宗匠時代は宗興。現在は大宗匠・千玄室と称する。「玄室」の名は、裏千家4代目の仙叟宗室が宗室襲名前に玄室と名乗っており、これに因んで12代直叟宗室が隠居した際に玄室を名乗ったことに由来する。本名は千 政興。

■ 千玄室 経歴は？

千玄室は、茶道の世界で長い経歴を持つ名だたる茶道家です。幼少期から茶道に親しんでおり、その才能は早くから注目されました。師事した先達から厳しい修行を積み、独自の茶道のスタイルを確立しました。また、茶道以外にも文化や芸術に造詣が深く、幅広い活動を行っています。

■ 千玄室 全盛期は？

千玄室の全盛期は、引退する直前の約20年前から約10年前にかけてでした。この時期、彼の茶道の技量と教える能力が最も高まり、多くの門弟たちに影響を与えました。また、茶道界全体においてもその名声が最も輝いていました。

収入トピック

■ “茶道家元"の年収事情

“茶道家元"は、茶道界において最も高位の称号の一つです。茶道家元はその流派や宗家の伝統を継承し、その教えを広める役割を担います。

茶道の3つの流派(表千家･裏千家･武者小路千家)いわゆる三千家の家元達は、いずれも長年高額納税者リストに載るほどですので、年間数億円規模の高い収入があると考えられています。

ちなみに収入源としては、弟子たちから支払われる免状料や献金などの【あがり】が最大の収入源になるそうです。過去には、箱書も重要な収入源になっていたようで、某茶匠が箱書を乱発して値打ちが下がってしまった実例があるそうです。

■ 納税額に基づいた推定年収

(写真)2023年には内閣総理大臣顕彰

千玄室さんは、2004年に高額納税者リストにランクインしています。当時の推定年収は、4億2261万円です。

■ 千玄室さんの年収

(写真)2023年『徹子の部屋』出演

茶道家元として活躍していた頃の千玄室さんの年収は4億円~5億円です。半世紀以上にわたり、茶道を通じた国際文化交流などの発展に尽力してきました。また、戦時中、特攻隊員だった経験から、茶道を通じて世界で平和を訴える活動を続けてきました。訪れた国は世界60か国を超えます。

2002年に長男・千宗室氏(62)に家元の座を譲ってからは、「大宗匠」を名乗り、茶道文化の発展のために活動しています。100歳となった現在でも、生涯現役で茶道家として活動を続けるようです。

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総資産トピック

■ 茶道家 千玄室 資産は？

(写真)裏千家今日庵

千玄室さんの資産は、彼の長年にわたる茶道の修行と指導によって築かれました。

彼は芸術としての茶道に情熱を傾け、その成果が一部となっています。茶道の家元は許状発行元ですので、免状料また著作や講義、茶会の開催なども収入源となっています。そのため年収は数億円(家元継承時の年収は約5億円)にものぼるといわれています。

日本の伝統を伝える茶道は歴史が古く、三千家の家元達は、代々の世襲財産が豊富にあります。そういった世襲財産は個人ではなく組織(法人)として管理しているようで、裏千家(淡交会)は、資産８００億円、会員が３０万人にぼのぼるとされています。もちろん非公式な組織であるため、真相は不明です。