「 橋 幸夫 」資産データ徹底調査 -年収・収入・ギャラなど-

プロフィールトピック

■ 橋 幸夫 プロフィール

橋 幸夫は、日本の歌手、俳優、作曲家、プロデューサー。舟木一夫、西郷輝彦とともに"御三家"と呼ばれている。血液型はA型。著書に認知症の実母の介護生活を綴った『お母さんは宇宙人』がある。俳優の橋龍吾は息子、演歌歌手の橋宏之は甥にあたる。東京都荒川区出身。静岡県熱海市在住。

■ 橋 幸夫　経歴

（写真）1960年「潮来笠」で鮮烈デビュー

1943年、東京都荒川区で呉服屋の9人兄弟の末っ子として誕生。 中学2年より歌を作曲家・遠藤実師に師事。高校1年でビクターエンタテインメントのオーディションに合格し、作曲家・吉田正師の薫陶を受け、1960年「潮来笠」でデビュー。同曲の爆発的ヒットで、日本レコード大賞新人賞の第1回受賞者となる。

更に「いつでも夢を」「霧氷」で2度のレコード大賞を受賞し、舟木一夫氏、西郷輝彦氏らと共に「御三家」として人気を集める。また、モンゴル親善大使や各地の観光大使、介助犬サポート大使など多岐に渡る活動の他、認知症の実母の介護生活を綴った「お母さんは宇宙人」など数多くの著書を出版。2019年からはデビュー60周年を迎え、持ち前のチャレンジ精神で、老若男女問わず幅広い世代の支持を得続けている。

収入トピック

■ 演歌歌手の年収・収入事情

演歌歌手の平均年収は300万円から600万円(統計の取り方で大きく変わる)とピンキリですが、その他歌手の平均年収よりも100万円以上高額です。収入は不確定要素が多く、一部の大物歌手が高額なギャラ(年間数千万円～)を得ている一方で、新人や中堅歌手は安定した収入が得られていないです。

(現在でこそ演歌は下火にありますが、)過去には長者番付の上位を演歌歌手で占めていた時代もあり、ヒットした演歌歌手は、大きな収入・資産を築いているとされました。

演歌歌手の収入源は、普通の歌手の収入源と異なります。演歌歌手はコアなジャンルです。時折爆発的なHITを記録する歌手もいますが、J-POP歌手やシンガーソングライターの様に、数々のシングルをリリースして、その度オリコンにチャートインさせて、印税で稼ぐスタイルではありません。実際に多くの演歌歌手は、自身で作詞・作曲を手掛けておらず、歌唱のみを担当しています。

演歌歌手は、全国を巡業するコンサートやディナーショーなどが大きな収入源です。演歌歌手はこの収入が大きい為、歌手の中でも、平均年収が高いと言われています。ただし印税での収入が少ない分、お仕事を休止したような場合は、収入に大きく影響するようです。

【歌手の主な収入形態】

1. ヒット曲の数と人気度: ヒット曲が多く、人気があるほど、CDの売上やライブの集客が増えるため収入が増える傾向があります。
2. ライブ活動: ライブやコンサートの開催で収入を得ることが一般的です。集客力やチケットの価格、開催頻度などが影響します。
3. メディア露出: テレビやラジオなどのメディアへの出演やCMなどの仕事も収入源になります。
4. 特別イベントや講演: 特定のイベントや講演の出演料も一部の歌手にとって収入源となります。
5. レコード会社との契約条件: 契約の内容によっては、アーティストの売上から一定の割合が歌手に支払われる場合があります。
6. 特許権や著作権: 自作曲や作詞などの著作権や特許権によって、収入を得る場合があります。

■ 高額納税者番付ランクインの常連

（写真）全盛期の1960年代はヒット曲を量産

「 橋 幸夫 」 さんは、高額納税者番付の常連です。1960年代には5回ランクインしています。

納税額こそ2000万円~4000万円ですが、当時の貨幣価値では高額だったようで、歌手部門の1位にも2度輝いています。

歌謡界では御三家（橋幸夫・舟木一夫・西郷輝彦）と呼ばれ、人気と実力を兼ね備えた若手歌手としてアイドル的な人気がありました。

（写真）吉永小百合さんと橋幸夫さん

橋さんは、映画にも多数出演するなど俳優としても活躍しています。1962年に映画でともに主演を務めた吉永小百合さんとデュエット「いつでも夢を」は第4回日本レコード大賞受賞曲するなど、大ヒットを記録しました。

【1960年代の納税記録】

• 1961年 第4位 1,040万円
• 1962年 第1位 2,117万円
• 1966年 第1位 4,099万円
• 1967年 第3位 4,432万円
• 1968年 第4位 4,570万円

1975年以降では、1976年と1983年にランクインしています。当時の納税額が、2759万円と4920万円。それぞれの推定収入は、8277万円、1億4920万円です。

■ 2023年で歌手引退を発表。現在はラストツアー開催中

(写真) 橋幸夫コンサート

橋幸夫さんは、80歳誕生日の2023年5月3日をもって歌手活動から引退を発表。ラストツアー『橋幸夫コンサート 人生は長いようであっというま 夢を持って生きよう！』を開催。1年半かけて全国160カ所を回る予定になっています。

橋さんはこれまでに200曲近いシングル曲を発表していますが、自身、作詞・作曲した曲は少なく、ヒットに応じた音楽印税はあまり多くないかと考えられます。

現在は、主にコンサートからの収入が占めていると考えられます。開催回数やコンサート規模などを考えると、現在の推定年収は5000万円になると考えられます。

※ 全国を巡回してツアーをする演歌歌手の営業スタイルは、おいしい仕事だといわれています。大がかりなセットを必要とせず、トラック１台でコンサートを開くことが出来るためです。集客力のある人気演歌歌手や、昭和のアイドル歌手などは(メディアへの露出が少なくとも)コンサートやディナーショーを通して億単位の収入を稼いでいる人もいます。

家トピック

■ 渋谷の豪邸は前妻に譲渡済み

橋幸夫さんは、渋谷の一等地に10億円規模の豪邸を所有していました。

1985年に新築して住んでいましたが、2017年に前妻凡子さんと離婚。財産分与の為に凡子さんに渡したそうです。

豪邸は地上3階建、地下1階建のビルで、レコーディングスタジオも完備。資産価値は10億円以上だったと言われています。

ビルという表現のとおり、立派な風貌をしています。

■ 過去に住んでいた15億円の豪邸

(写真) シャングリラスタジオ

橋幸夫さんは、他にも都内に自宅を持っていたとされています。

土地は元々、橋さんが住んでいた原宿で建物の延べ坪が300坪(約990平方メートル)。地下1階が豪華な貸しスタジオがありました。

さらに、1階がレストラン「シャングリラ」と車庫。2階と3階が住居スペースで、総費用がなんと15億円の豪邸だったのです。

(写真) 杉並区の善福寺

また杉並区の善福寺に自宅を持っていたこともあります。

■ 現在は熱海のリゾートマンションに在住

(写真) 2SLDKで6980万円の部屋

橋 幸夫さんが住んでいるとされているのが、静岡県にある「熱海パサニアクラブ」というリゾートマンションです。

現在は中古1980万円〜6980万円のレンジで販売されています。2017年に前妻と離婚後はすぐに50代の一般女性と再婚。

現在は夫婦で熱海の物件に暮らしていると考えられます。

車トピック

■ 「スターの自家用車拝見」に掲載された愛車

(写真) 雑誌に掲載された愛車

橋幸夫さんの愛車は、BMWと日産。

当時のスターの愛車を紹介した雑誌に掲載されています。日産・セドリックの60年型を持っていたようです。

総資産トピック

■ 歌手 橋幸夫 資産は？

橋幸夫さんの正確な資産額は公には明らかにされておらず、詳細な情報は限られています。

橋さんは、日本の歌手として長いキャリアを築いてきましたが、その資産に関する具体的な数字は一般には公開されていません。

数々のヒット曲やテレビ出演などを通じて成功を収め、長い間芸能界で活躍してきましたが、具体的な財産については公には明らかにされていません。

■ 芸能界の中でも一握りの成功者

(写真)ヒット曲を多数持っている人気歌手

1960年に「潮来笠」で歌手デビュー。デビュー曲でいきなり日本レコード大賞新人賞、紅白歌合戦にも出演。

同年代の歌手・舟木一夫さん、西郷輝彦さんと共に当時の歌謡界で「御三家」と呼ばれ、アイドル的な人気を集めました。

当時の高額納税番付の常連で、歌手として高額な収入があったことがわかっています。杉並区の豪邸、原宿のビル、渋谷に新築したレコードスタジオ完備の豪邸がその成功の象徴ですね。

2017年離婚時に、推定10億円の豪邸を財産分与で妻に譲渡。売却して均等にしていない点で、他にも所有する資産は十分にあったと考えられます。

2020年で歌手デビュー60周年の大ベテランです。年収や資産は、一般的な人々よりかなり大きいのではないかとも推測できます。