「 愛川欽也 」資産データ徹底調査 -年収・収入・ギャラなど-

プロフィールトピック

■ 愛川欽也 さんの経歴

愛川 欽也は、日本の男性俳優・声優・タレント・司会者・ラジオパーソナリティ・エッセイスト。1934年6月25日生まれ、東京都出身。A型。愛称はキンキン。東京府東京市豊島区巣鴨出身。俳優座、劇団三期会を経て、最終所属先は愛川企画室。身長168cm、体重72.5kg。妻はタレントのうつみ宮土理。「おまっとさんでした」の名ゼリフで著名。

■ 愛川欽也 さんの経歴

（写真）25年以上続いた人気番組『出没!アド街ック天国』

俳優座養成所から５６年に劇団三期会入り。70年、TBSラジオ『パック・イン・ミュージック』のＤＪとしてキンキンの愛称で親しまれる。７４年の深夜番組『11PM』や、81年の『なるほど!ザ・ワールド』、『出没!アド街ック天国』などで司会を長年務める。ドラマ、映画など俳優としても幅広く活躍。妻は女優・うつみ宮土理。2015年4月、肺がんのため死去(享年80歳)

収入トピック

■ 女優・俳優の収入・年収事情

女優・俳優を職業にするには、高い演技力と運、精神力などが必要です。下積み時代は年収100万円以下のケースも多いですが、ひとたび人気者になると、若くして年収が億を超えるケースも存在します。

とある芸能メディアの調査では、女優・俳優の平均年収は980万円とも推測されています。これは一定の水準を超えたプロの方を対象とした場合で、女優・俳優業だけで食べていけない方も多くいるため、そういった方々まで対象に入れた場合、平均年収は大幅に下がると考えられます。

次に、俳優・女優の収入源は多岐に渡ります。

1. 映画やテレビドラマの出演料: 俳優・女優は作品ごとに報酬を得ます。この額は作品の規模や予算、俳優自身の知名度によって変動します。
2. 舞台出演料: 俳優・女優は舞台演劇に出演する際にも出演料を受け取る場合があります。
3. 声優活動: アニメやアニメーション映画、ゲームなどで声を担当する声優としての活動も収入源となります。
4. スポンサーシップや広告契約: 一部の有名俳優・女優は、ブランドや企業との提携によって収入を得ることがあります。
5. テレビ広告やCM出演料: 一部の俳優・女優は商品やサービスの広告に出演し、その際に報酬を得ることがあります。
6. 著作権（映像） 作品が再放送されたり、映像ソフトが販売される際に、俳優は一定の著作権料を受け取る場合があります。
7. 脚本執筆や監督などの副業: 一部の俳優は脚本を執筆したり、映画の監督など、他の芸能系の役職でも収入を得る場合があります。
8. イベント参加: 一部の俳優は公開イベントやファンミーティングなどに参加し、それによって収入を得る場合があります。
9. 所属事務所からのサポート: 一部の俳優は所属事務所から契約に基づくサポートを受けることがあります。これはプロモーションやキャリアの相談などを含みます

映画の出演料は主演級で1本、100万~300万円（劇場公開作品レベル）がほとんどで、超大作で連続主演を果たす大物に限り、500万円~1000万円に到達することもあります。民放大手ドラマも同様に、主演級の出演料が1話30万円~150万円がほとんどです。超人気シリーズに連続出演する主役の場合は、1話300万円~500万円など高額になりますが、ほんの一部の例です。

圧倒的に稼ぎが大きいのが、企業の広告関係のお仕事です。ブランドの広告塔やテレビCM出演などが最たる例で、全国区のCＭにメインで出演となれば、駆け出しの俳優・女優であっても、1本500万円~。人気俳優・女優であれば、2000万円以上、国民的な大物俳優・女優ともなれば、7000万円~１億円を越えるケースも確認されています。

映画・ドラマに何本も出演するよりも、CM1本に出演する方が、遥かに稼ぐことが出来ます。ただし全国区のCM出演は、映画やドラマ作品に出演するよりも遥かに競争力が高いお仕事です。

そのため一般的な芸能事務所は、映画・ドラマ・番組出演などを通じて俳優、女優の人気度・知名度を上げ、企業の広告関係のお仕事につなげることで、投資分を回収しているようです。

※ 1億円稼いでいる人気女優をケースを上げれば、年間で映画に主演で1本、民放連続ドラマに主演級で2本（各10話）その他宣伝のため、雑誌や番組出演などを含めて5000万円。CMに5本出演（1本4000万円）で2億円。そこから経費を差し引いた利益を事務所と折版して1億円が女優の収入となります。

■ 納税額に基づいた推定年収

(写真) なるほど！ザ・ワールド

愛川欽也さんは、1995年に高額納税者リストにランクインしています。当時の推定年収は、1億4310万円です。

愛川さんは、各時代に足跡を残してきた多才な人物です。７０年代に、菅原文太さん(１４年没)とのコンビで出演した映画「トラック野郎」シリーズでは“やもめのジョナサン”を演じ、俳優としても人気に。８０年代には「なるほど！ザ・ワールド」の司会などで、「おまっとさんでした」「はい、消えた！」などの言葉をはやらせるほどお茶の間に浸透した。9０年代には「出没!アド街ック天国 」ほかいくつかの番組で司会を担当しています。

実際に70年代に１回、９０年代に3回もランクインしています。

■ 愛川欽也さんの年収

残念ながら愛川欽也さんは、2015年に80歳で死去しています。そのため近年の年収情報等はありません。

晩年でも年収は少なくとも１億円近くあったとの報道がされていますが、

愛川さんの当時の仕事量を考えると、実際は3-4分の１(2000万円~3000万円程度)であると考えられます。

「真偽のほどは定かではありませんが、愛川さんは０７年に劇団の看板女優(当時２８歳)との不倫を報じられ、それを境に仕事が減った。とはいえ先月放送分まで司会を務めたアド街のレギュラーなどで、晩年も年収は少なくとも１億円近くあったはず。もともと高級クラブを飲み歩いて散財するようなタイプでもありません。だから、本業にお金をつぎ込めたのでしょう」(芸能ライター)

家トピック

■ 愛川欽也さんの自宅

(写真)愛川欽也邸の外観

愛川欽也(本名：井川敏明)さんと妻のうつみ宮土理(本名：井川三重子)さんの自宅は、東京都渋谷区の高級住宅街に建つ豪邸です。

渋谷の一等地南平台にあり、土地代だけで７億円するそうです。黄色とアイボリーな外壁、緑色の洋風な建物です。花が好きなうつみさんのために豪華絢爛のバラ園がある庭を作ってくれたそうです。ヨーロッパ貴族のお屋敷を少し小型化したような素敵な自宅です。

■ 目黒区の劇場「キンケロ・シアター」

(写真)「キンケロ・シアター」完成時 愛川さん(左)とうつみさん(右)＝２００９年６月

渋谷区の自宅の他にも、目黒区の劇場「キンケロ・シアター」そして、その近所の３階建てのビルを所有しているそうです。 全不動産の評価額は都心の一等地とあって、最低でも十数億円とも資産されています。

車トピック

■ 愛川欽也  愛車

愛川さんは、2009年『ニッポン・トレジャー』でトヨタ・プリウスを所有していることを明らかにしています。

そのほかにも、マーキュリー・グランドマーキーを所有しているとの情報がありますが、詳細は不明です。

総資産トピック

■ 愛川欽也 総資産額は？

（写真）放送界の大功労者・愛川欽也さん

愛川欽也さんの総資産額については公には報告されていないため、具体的な金額は分かりません。

テレビ、ラジオで活躍すること50年以上。これほど長く放送の最前線にいた人も珍しいです。一時期は不倫騒動などで仕事が減少することもありましたが、それでも人気番組の司会業は継続していました。

放送界での成功したキャリアと数々の活躍から考えると、一定の財産を持っていると推測されます。

ちなみに芸能関係者によると、愛川さんが所有する不動産の土地代だけで、総額10億円になるそうです。

その他資産などを加味すると、さらに大きな金額となることは確かですね。

愛川さんには７８年に離婚した前妻との間に２人の子どもがいるそうで、順当にいけば、奥さんのうつみさん、２人の子どもに遺産を相続することになるそうです。

「渋谷区南平台町にある愛川さんの自宅は、土地(５２２平方メートル)だけで実勢価格約７億円。目黒区青葉台のキンケロ・シアターも土地(５９５平方メートル)だけで約８億７５００万円です。いずれも持ち分の半分は奥さんのうつみ宮土理さん名義。愛川さんが劇団や映画製作に突っ込んだ分を差っ引いて、少なく見積もっても遺産は総額１０億円は下らないと思います」(前出の芸能ライター)

■ 有名人の生涯年収ランキングで2位

• 1位　96億6270万円　小室哲哉
• 2位　74億1447万円　石橋貴明(とんねるず)
• 3位　69億3780万円　桑田佳祐(サザンオールスターズ)
• 4位　64億4151万円　稲葉浩志(B’z)
• 5位　62億1399万円　松本孝弘(B’z)
• 64位　17億～32億円　愛川欽也

1985年～2004年までの20年間の 「生涯収入ランキング」という名目で、昼の情報番組「ミヤネ屋」でとりあげられたランキングの結果です。

愛川さんさんは、70位でランクインしています。

この時期の収入額は、歌手の吉田拓郎さん（62位）、俳優の西田敏行さん（66位）らと同等です。

数多くいる芸能人の中でも、収入面で一握りの存在であったことは確かでしょう。