「 三田佳子 」年収はいくら！収入源や内訳などを比較【2024年】

プロフィールトピック

■ 三田佳子 プロフィール

三田佳子は、日本の女優。本名:高橋 嘉子、旧姓:石黒。女子美術大学付属中学校・高等学校卒業。芸名の三田は慶應義塾大学野球部のファンだったため。所属事務所は三田佳子事務所を経て、2017年2月24日付けでプロダクション尾木に移籍。夫は元NHKプロデューサーの高橋康夫。長男は森宮隆、次男は高橋祐也。

 

■ 三田佳子 経歴

中学在学中、ＮＨＫラジオドラマ「東京千一夜」に抜擢されたのを機に、在学のままドラマやCMで活躍。1960年高校卒業と同時に東映に入社し映画「殺れてたまるか」の主役としてデビュー。1967年独立して三田佳子事務所設立。映画の出演は1984年「序の舞」「Ｗの悲劇」、1989年「極道の妻たち・三代目姐」など多数。

 

また、テレビでも1969年フジテレビ「アーラわが君」、日本テレビ「外科医・有森冴子シリーズ」など多数出演し、1986年大河ドラマ「いのち」と1994年大河ドラマ「花の乱」で主役を務める。1977年フジテレビ「３時のあなた」や1989年と1990年「紅白歌合戦」の司会を務める。1993年日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、ブルーリボン賞などの賞歴も多数。2020年はドラマ「すぐ死ぬんだから」(NHK総合)にて主演を務める。

収入トピック

■ 女優・俳優の収入・年収事情

女優・俳優を職業にするには、高い演技力と運、精神力などが必要です。下積み時代は年収100万円以下のケースも多いですが、ひとたび人気者になると、若くして年収が億を超えるケースも存在します。

 

とある芸能メディアの調査では、女優・俳優の平均年収は980万円とも推測されています。これは一定の水準を超えたプロの方を対象とした場合で、女優・俳優業だけで食べていけない方も多くいるため、そういった方々まで対象に入れた場合、平均年収は大幅に下がると考えられます。

 

次に、俳優・女優の収入源は多岐に渡ります。

1. 映画やテレビドラマの出演料: 俳優・女優は作品ごとに報酬を得ます。この額は作品の規模や予算、俳優自身の知名度によって変動します。
2. 舞台出演料: 俳優・女優は舞台演劇に出演する際にも出演料を受け取る場合があります。
3. 声優活動: アニメやアニメーション映画、ゲームなどで声を担当する声優としての活動も収入源となります。
4. スポンサーシップや広告契約: 一部の有名俳優・女優は、ブランドや企業との提携によって収入を得ることがあります。
5. テレビ広告やCM出演料: 一部の俳優・女優は商品やサービスの広告に出演し、その際に報酬を得ることがあります。
6. 著作権（映像） 作品が再放送されたり、映像ソフトが販売される際に、俳優は一定の著作権料を受け取る場合があります。
7. 脚本執筆や監督などの副業: 一部の俳優は脚本を執筆したり、映画の監督など、他の芸能系の役職でも収入を得る場合があります。
8. イベント参加: 一部の俳優は公開イベントやファンミーティングなどに参加し、それによって収入を得る場合があります。
9. 所属事務所からのサポート: 一部の俳優は所属事務所から契約に基づくサポートを受けることがあります。これはプロモーションやキャリアの相談などを含みます

 

映画の出演料は主演級で1本、100万~300万円（劇場公開作品レベル）がほとんどで、超大作で連続主演を果たす大物に限り、500万円~1000万円に到達することもあります。民放大手ドラマも同様に、主演級の出演料が1話30万円~150万円がほとんどです。超人気シリーズに連続出演する主役の場合は、1話300万円~500万円など高額になりますが、ほんの一部の例です。

 

圧倒的に稼ぎが大きいのが、企業の広告関係のお仕事です。ブランドの広告塔やテレビCM出演などが最たる例で、全国区のCＭにメインで出演となれば、駆け出しの俳優・女優であっても、1本500万円~。人気俳優・女優であれば、2000万円以上、国民的な大物俳優・女優ともなれば、7000万円~１億円を越えるケースも確認されています。

 

映画・ドラマに何本も出演するよりも、CM1本に出演する方が、遥かに稼ぐことが出来ます。ただし全国区のCM出演は、映画やドラマ作品に出演するよりも遥かに競争力が高いお仕事です。

 

そのため一般的な芸能事務所は、映画・ドラマ・番組出演などを通じて俳優、女優の人気度・知名度を上げ、企業の広告関係のお仕事につなげることで、投資分を回収しているようです。

 

※ 1億円稼いでいる人気女優をケースを上げれば、年間で映画に主演で1本、民放連続ドラマに主演級で2本（各10話）その他宣伝のため、雑誌や番組出演などを含めて5000万円。CMに5本出演（1本4000万円）で2億円。そこから経費を差し引いた利益を事務所と折版して1億円が女優の収入となります。

 

■ 1985年～2004年までの平均収入は2億円超え

 

三田佳子さんといえば、昭和を代表するスター。過去の納税額などから、1985年～2004年までの20年間で平均年収は、推定 2.4 億円 (累計 47億円)をこえるとされています。

 

1990年代は、芸能人の長者番付4年連続首位だったりと、芸能界の中で“女優伝説”を作り上げました。大河ドラマで主演を複数回つとめた女優は、三田さんの他にはいません。

 

当時はダウンタウンの2人やとんねるずよりの2人よりも順位が上で、高収入だといわれていました。

 

■ 大河ドラマ 「いのち」がヒットで超売れっ子女優に

(写真)三田さん主演の大河ドラマ「いのち」

三田佳子さんは、1986年にNHK大河ドラマで主演を務めます。平均視聴率は29.3%、最高視聴率は36.7%の大ヒット。人気女優としての地位をより一層固め、その年以降、納税額が毎年1億円をこえる超売れっ子女優となりました。

 

バブル期の波にちょうど良いタイミングで乗れたことと、視聴率がとれるタレントがギャラの面で幅を利かせる傾向が加速していたこともあり、女優ながらも、納税額トップに君臨していました。

 

■ 三田佳子 現在の収入は10分の1に

(写真)近年もTV番組に出演

2021年末に、黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」に出演。2021年で80歳になっても、表舞台を完全には退いてはいません。

 

女優としての全盛期(1990年代)に比べると、近年は大きな仕事は控えているようです。往年の名女優とはいえ、主演が1本、その他は脇役での出演のため、大きなギャラにはならないでしょう。

 

国内の映画産業は、出演料にキャップが決まっているため、女優業としての稼ぎは、1000～2000万円程度ではないでしょうか。その他ブログなどのメディアからの収入もありますが、全盛期の収入からすれば、微々たるものです。

 

【最近の出演作】

• 帰郷 (2020年) – おこう 役
• 約束のネバーランド(2020年) ‐ グランマ(特別出演) 役
• すぐ死ぬんだから(2020年、BSプレミアム) – 主演・忍ハナ 役
• ぬくもりの内側(2023年公開予定)- 榊原かよ 役
• めざましドラマ「めぐる。」- 村上則子 役