「 美空ひばり 」資産データ徹底調査 -年収・収入・ギャラなど-

プロフィールトピック

■ 歌手 美空ひばり 経歴は？

美空ひばりさんは、1937年に神奈川県横浜市磯子区で生まれました。横浜市立滝頭小学校、精華学園女子中学校・高等学校卒業。9歳でデビューし、その後、映画やテレビドラマにも出演するなどマルチに活躍しました。代表曲の一つである「川の流れのように」は、1953年に発表され、美空ひばりさんの代表的な歌となりました。その後も多数のヒット曲を生み出し、数々の賞を受賞していきました。美空ひばりさんは1989年に、わずか51歳で亡くなりました。本名: 加藤和枝です。

■ 歌手 美空ひばり 全盛期は？

美空ひばりさんの全盛期は、1950年代から1980年代にかけてでした。とある音楽誌には、全盛期は1954年から1972年までと記載あります。当時の美空ひばりさんは、数多くのヒット曲を生み出し、日本を代表する歌手の一人として、多大な人気を誇っていました。また、映画やテレビドラマに出演するなど、エンターテインメント界でも大きな存在感を示していました。その天賦の歌唱力で天才少女歌手と謳われて以後、歌謡曲・映画・舞台などで目覚ましい活躍をし自他共に歌謡界の女王と認める存在となっています。売れた曲が映画化され、主演を務めたほか、時代劇や現代劇に出演もしています。

■ 歌手 美空ひばり ヒット作は？

美空ひばりさんの代表的なヒット曲としては、「川の流れのように」、「愛燦燦」、「リンゴ追分」、「あしたへの讃歌」、「上を向いて歩こう」などがあります。これらの曲は、今でも多くの人々に愛され、カラオケやコンサートなどでもよく歌われています。また、美空ひばりさんは、多数の楽曲を残しており、その歌唱力や表現力は、今でも多くの人々に感動を与えています。ひばりの最高傑作は「河童ブギウギ」と「上海」であるといわれています。

収入トピック

■ 演歌歌手の年収・収入事情

演歌歌手の平均年収は300万円から600万円(統計の取り方で大きく変わる)とピンキリですが、その他歌手の平均年収よりも100万円以上高額です。収入は不確定要素が多く、一部の大物歌手が高額なギャラ(年間数千万円～)を得ている一方で、新人や中堅歌手は安定した収入が得られていないです。

(現在でこそ演歌は下火にありますが、)過去には長者番付の上位を演歌歌手で占めていた時代もあり、ヒットした演歌歌手は、大きな収入・資産を築いているとされました。

演歌歌手の収入源は、普通の歌手の収入源と異なります。演歌歌手はコアなジャンルです。時折爆発的なHITを記録する歌手もいますが、J-POP歌手やシンガーソングライターの様に、数々のシングルをリリースして、その度オリコンにチャートインさせて、印税で稼ぐスタイルではありません。実際に多くの演歌歌手は、自身で作詞・作曲を手掛けておらず、歌唱のみを担当しています。

演歌歌手は、全国を巡業するコンサートやディナーショーなどが大きな収入源です。演歌歌手はこの収入が大きい為、歌手の中でも、平均年収が高いと言われています。ただし印税での収入が少ない分、お仕事を休止したような場合は、収入に大きく影響するようです。

【歌手の主な収入形態】

1. ヒット曲の数と人気度: ヒット曲が多く、人気があるほど、CDの売上やライブの集客が増えるため収入が増える傾向があります。
2. ライブ活動: ライブやコンサートの開催で収入を得ることが一般的です。集客力やチケットの価格、開催頻度などが影響します。
3. メディア露出: テレビやラジオなどのメディアへの出演やCMなどの仕事も収入源になります。
4. 特別イベントや講演: 特定のイベントや講演の出演料も一部の歌手にとって収入源となります。
5. レコード会社との契約条件: 契約の内容によっては、アーティストの売上から一定の割合が歌手に支払われる場合があります。
6. 特許権や著作権: 自作曲や作詞などの著作権や特許権によって、収入を得る場合があります。

■ 歌手 美空ひばり 推定年収は？

(写真)昭和を代表する国民的歌手

美空ひばりさんの推定年収については、具体的な数字は明らかにされていませんが、彼女は昭和30年代から40年代にかけて、数多くのヒット曲を生み出し、国民的歌手として大変な人気を誇っていました。そのため、当時の歌手としては高い収入を得ていたとされています。中学3年のひばりさんの年収は1200万円であり、当時の大学卒業後のサラリーマンの200倍以上の収入があったそうです。

美空ひばりさんは1989年に亡くなっておりますので、最近のお仕事や最新の年収情報等についてはお答えできません。

■ 歌手 美空ひばり 収入・収入源は？

美空ひばりさんの収入源は、歌手活動が主なものでした。彼女は数多くのヒット曲を生み出し、映画や舞台などでも活躍していました。また、自らのレコード会社を設立するなど、マルチな活躍も見せていました。

■ 歌手 美空ひばり 出演料・ギャラは？

美空ひばりさんの出演料・ギャラについては、具体的な数字は明らかにされていませんが、当時の歌手としては高額なものだったと考えられています。彼女は国民的歌手として大変な人気を誇り、多くのコンサートやテレビ番組に出演していたため、その出演料も高かったとされています。

■ 過去の納税額から導かれる推定年収

美空ひばりさんは、昭和を代表する国民的歌手です。1960年代に全盛期を迎えますが、当時の申告所得額もトップクラスです。

1970年代以降暴力団との交際疑惑など不祥事もあり低迷期を迎えますが、それでもランクインしています。中でも1979年は歌手部門で1位。年間で3億円近い収入を得ています。

この年だけ収入が跳ね上がったのには、理由があります。NHK紅白歌合戦の特別出演による高額ギャラが関係しているとされています。一連の不祥事以降、美空さんは毎年連続出場していた紅白歌合戦を辞退していました。この年に7年ぶりに紅白に再出場しています。直近に大きなヒット曲もなかったことから、NHKサイドは関係修復にむけて高額なギャラを提示したと予想されています。

家トピック

■ 美空ひばりさんの自宅は目黒区の大豪邸

(写真) 美空ひばり記念館

美空ひばりさんの生前の家が、現在東京都目黒区にある「美空ひばり記念館」です。もともと彼女が自宅として住んでいた建物で、ひばりファンが聖地と呼ぶ場所です。

この自宅のほかに、ハワイと山梨県・富士山麓の鳴沢に別荘を所有していて、亡くなったときの不動産だけの資産額は約11億円と算出されています。

■ 美空ひばりさんの実家

美空ひばりの実家は神奈川県横浜市磯子区滝頭にあり、魚屋「魚増」を営んでいた。父親: 加藤増吉 母親: 加藤喜美枝 弟(長男): 加藤益夫の4人家族です。

車トピック

■ 美空ひばりさんの愛車は、キャデラック・ドゥビル

(写真)美空ひばり記念館で展示中

美空ひばりさんは、運転免許を取得したという情報はありません。そのため、免許を持っていた可能性は低いと考えられます。

美空ひばりさんの愛車については、特に有名なエピソードはありません。当時は自動車の普及率が低かったため、車に乗ること自体があまり一般的ではありませんでした。ただし、美空ひばりさんが生前愛用していたという愛車についての記録は残されていて、キャデラック・ドゥビルに乗っていたそうです。

弟・かとう哲也さんの形見で、現在は、美空ひばり記念館収蔵品です。ガレージには美空さんの愛車であるキャデラックがあり、自由に写真を撮ることもできるそうです。また特注のキャデラックで、長さが約6メートルと通常よりも長くなっているそうです。普通のキャデラックよりも高価であることは間違いありません。

総資産トピック

■ 歌手 美空ひばり 資産は？

美空ひばりさんの正確な資産については明確にされていないため、金額を特定することはできません。ひばりさんは昭和30年代から40年代にかけて、多数のヒット曲を出しており、その後も長い期間にわたって人気を維持していました。また、舞台や映画などでも活躍していたため、多額の収入を得ていたことは間違いありません。さらに、戦後の時代に活躍した歌手の中でも、ひばりさんは特に人気が高く、多くの人々から支持を受けていたため、その影響力も大きかったと考えられます。

したがって一般的な人々よりもはるかに裕福であったと推測されます。ただし、当時の日本では所得格差が小さく、高い収入を得ていた人々でさえ、贅沢な生活を送っていたわけではありません。ひばりさんも、お酒やタバコが非常に好きで豪快な性格で、余裕のある金銭感覚を持っていたといわれています。その他は、自身の音楽活動や家族の生活のために収入を使っていたと考えられます。

■ 歌手 美空ひばり 資産は？

(写真) 加藤和也さん 徹子の部屋に出演時(2023年)

52歳の若さで亡くなられたひばりさんですが、公表されている遺産総額は10億3000万円でした。内訳は、東京目黒区の「ひばり御殿」と呼ばれる自宅や別荘が約11億円、また著作隣接権や有価証券などが10億円の計21億円ほどの資産に対して、約11億円の借金があったため、差し引き約10億円になりました。

そんな遺産を相続したのは養子縁組したのは、当時18歳の加藤和也さんのみでした。加藤さんはこの年、6億円以上の税金を納めたことが公表されています。

加藤さんは現在もひばりプロダクションの代表を務めており、収入基盤のほとんどは美空ひばりさんからの遺産であると言われています。

加藤さんの年収は相当な高額であると予想されていて、社長としての収入にひばりさんに関する印税も多く含まれているそうです。ひばりさん没年から現在まで、音源の販売数も約2000万枚も売上を伸ばし、1億1700万枚に到達。時代を超えて愛され続ける大スターであるために、定期的に収入が入るのは間違いないでしょう。

直接的な資産こそ10億円ほどでしたが、ひばりさんの家(現在は美術館)や版権などを活用したビジネスで大きな収入を得られているようですね。昭和の大スターが残した間接的な遺物は多岐にわたると考えられます。

　平成元年6月、52歳で死亡した歌謡界の女王美空ひばりさんの遺産総額は約10億3000万円であることが公示された。遺産の内訳は、東京目黒区の「ひばり御殿」と呼ばれる自宅や別荘が約11億円、それと歌唱著作権、有価証券類が10億円の総額約21億円である。公示額の差額の11億円は、ひばりさんの借金とみられる。相続人は弟の加藤哲也さん（昭和58年死去）の一人息子で、昭和52年に養子縁組した加藤和也さん（18）一人。相続税額は6億円前後。歌唱著作権は過去3年間の印税収入の平均を基礎評価として計算するもので、生前3年間、体調を崩し歌手活動を休止していたため低かった。引用) 遺産相続物語　1992

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