「 池沢さとし (漫画家) 」資産データ徹底調査 -年収・収入・ギャラなど-

プロフィールトピック

■ 池沢さとし さんのプロフィール

池沢 早人師は、日本の漫画家・小説家でカーマニア。旧ペンネームは池沢 さとし。代表作は『サーキットの狼』『サーキットの狼II モデナの剣』など。

■ 池沢さとし さんの経歴

（写真）サーキットの狼　池沢さとし先生

武沢つなよし、横山光輝、ちばてつや等に影響されて中学1年から描き始める。高校3年で望月あきらのアシスタントになり、1968年「怪童のひびき」で『少年ジャンプ』の第1回新人賞佳作を受賞。望月あきらのアシスタントを経験した後、1970年「あらし!三匹」(『週刊少年ジャンプ』)を連載し、人気を集める。1975年、同誌にカーレース漫画「サーキットの狼」を連載。

以降カー漫画を多く連載。車・レース漫画というジャンルを開拓し育成した業績は大きい。自身もレーサーで、国内のレースでは何度も優勝を飾っている。「サーキットの狼」はその後、設定を変えて「サーキットの狼2・モデナの剣」として『プレイボーイ』誌で連載され、1992年「サーキットの狼’92」としてオリジナルビデオ(実写)化された。ほかの作品に「シャッターシャワー」「ビートショット」など。妻は漫画家のひだのぶこ。

収入トピック
■ 漫画家の年収事情

単行本を出版している漫画家の平均年収は360万円。どこかの雑誌で連載を持っている漫画家の平均年収は500~600万円だそうです。人気週刊誌に何年も連載を持つ漫画家は数千万円~数億円の収入があります。平均的な値ですので、多くの漫画家は、ギリギリな経済状態で漫画を描いているそうです。

漫画家の収入源は、大きく3つあります。

① 原稿料

週刊誌、月刊誌に連載する際の原稿料です。大手雑誌の人気漫画家であれば1ページ2万円～3万5000円前後が多く、生活するのにも問題ないくらいの原稿料が受け取れます。週刊誌の場合、平均して1か月で150万円、年間で1800万円ほどの収入となるようです。

② 単行本コミックスの印税収入

印税は出版社や契約によっても違いますが、一般的には8％～12％ほど。500円の漫画本が売れたら、40-50円貰えるそうです。年間100万部売れた場合、4000万円~5000万円の印税収入が見込めます。売れっ子漫画家の作品は多くの読者に買われているので、その分印税も増えて収入も増えるようです。

③ 権利収入(原作使用料)

漫画作品が売れるとキャラクターのキーホルダーなどのグッズ・アニメ化やゲーム化、ドラマCDを作る企画が持ち上がります。このときに出る売上・利益の何％かは、原作者である漫画家にロイヤリティ(著作使用権)として支払われることになっています。具体的には、アニメが1話分放送されると、漫画家には10～15万円分入ってくる。ゲーム化されて1本売れると売り上げの3％が漫画家に支払われると言われています。映画化に伴う興行収入の何パーセントかは、原作者に還元されます。

■ 納税額に基づいた推定年収

(写真)「サーキットの狼」によって高額年収を獲得

池沢さとしさんは、1977年に高額納税者リストにランクインしています。当時の推定年収は、1億4527万円です。

当時スーパーカーブームを巻き起こし爆発的なヒットとなる代表作「サーキットの狼」を出版したのが1975年~1979年にかけてです。

この作品から得られた収入が大部分を占めていると考えられます。

同作は、当時『週刊少年ジャンプ』で看板マンガとしての地位を確立した作品で、2011年時点で、単行本の累計発行部数は1100万部。復刻版を含めた単行本の累計発行部数は1800万部を突破しています。

■（参考）漫画印税ランキング

漫画印税 データ
	漫画名 「サーキットの狼」 発行部数：1100万部	254位 👑 推定 印税額 5.5億円

※ 発行部数に基づいた漫画印税ランキングにて、池沢さとし先生の作品はランクインしています。

■ 池沢さとしさんの現在

(写真)サーキットの狼ミュージアムのオーナー

池沢さとし先生は、現在でも漫画家として活動しています。

近年ではマイペースに連載をしたり、トークショーを開催するなどマイペースに活動しているほか、茨城県神栖市に「池沢早人師サーキットの狼MUSEUM」を開館。『サーキットの狼』に登場したスーパーカーを中心とした実車を展示しています。

現在の年収に関しては、不明です。2009年に開業したミュージアムも好評で運営を継続している他、過去に出版した作品からの印税や原作使用料も入ってきていると考えられます。

現在でも、それなりに高収入があるのではないかと考えられます。

車トピック

■ 池沢さとし 最近の車は、ATの外車2台

(写真) 過去には合計64台の愛車を所有

池沢さとしさんは、自身のトークショーにて、近年はポルシェ『911カレラ』とBMW『M4』の2台所有していることを公表。 「この2台はどちらもクラッチのない自動変速のできるクルマだから、時々乗るとマニュアルのクルマは楽しいね。」と語っています。

■ 池沢さとし 大の車好き

(写真)TV番組『おぎやはぎの愛車遍歴』でのコメント

池沢さとしさんは、スーパーカーブームの火付け役となった人物とだけあって、本人も大の車好きです。

1970年20歳の頃から、2009年の59歳の頃までに合計64台の愛車を所有していました。

1年で1台以上を超えるペースです。過去には、車は”女”であると語っています。

これまでに、フェラーリ16台。ポルシェ、ベンツも約16台くらいは所有したことがあるそうです。

池沢さとしさんの愛車の詳細情報に関しては、番組HPをご確認ください。

総資産トピック

■ 漫画家 池沢さとし 資産は？

（写真）車雑誌のインタビューを受ける池沢さん

池沢さとしさんの具体的な資産については、正確な数字は把握できません。

池沢さんは、当時の少年ジャンプの看板作品『サーキットの狼』を生み出した漫画家です。

全盛期には1億円を超える年収があったほか、復刻版を含む「サーキットの狼」シリーズ累計の印税収入額は10億円にも達するでしょう。

スーパーカーブームの火付け役とだけあって、過去に所有してきた愛車遍歴も豪華ですね。住んでいた家も豪邸だったそうですよ。

漫画家、または小説家としてこれまでに築いてきた資産も多いのではないでしょうか。