「 赤松健(漫画家) 」年収はいくら！収入源や内訳などを比較【2024年】

プロフィールトピック

■ 赤松健 さんのプロフィール

赤松 健は、日本の漫画家、実業家、政治家、創作関連ロビイスト。1968年生まれ。自由民主党所属の参議院議員。血液型はB型。赤松スタジオ代表、株式会社Jコミックテラス取締役会長、日本漫画家協会常務理事、表現の自由を守る会最高顧問。愛知県名古屋市生まれ。その後、父の転勤で山形県、東京都北区、熊本県、東京都東久留米市、川崎市に転居。

 

■ 赤松健 さんの経歴

（写真）2022年7月の参院選で“初当選”。漫画家初の国会議員へ

1993年｢ひと夏のKIDSゲーム｣で第50回少年マガジン新人賞に入選。同年、同作がマガジンFRESH(講談社)に掲載されデビューとなった。翌年より、週刊少年マガジン(講談社)にて｢A・Iが止まらない！｣の連載を開始。続く｢ラブひな｣でその人気を確立し、第25回講談社漫画賞受賞を受賞した。

 

現在、同誌で連載中の｢魔法先生ネギま！｣では｢ネギ・プリ｣と呼ばれる人気投票によりキャラクターの登場頻度を変動させるシステムの導入や、大月俊倫プロデュースによるイメージCD、実写テレビドラマ化におよぶ大胆なメディアミックス展開を行い話題となった。

収入トピック

■ 漫画家の年収事情

単行本を出版している漫画家の平均年収は360万円。どこかの雑誌で連載を持っている漫画家の平均年収は500~600万円だそうです。人気週刊誌に何年も連載を持つ漫画家は数千万円~数億円の収入があります。平均的な値ですので、多くの漫画家は、ギリギリな経済状態で漫画を描いているそうです。

 

漫画家の収入源は、大きく3つあります。

 

① 原稿料

週刊誌、月刊誌に連載する際の原稿料です。大手雑誌の人気漫画家であれば1ページ2万円～3万5000円前後が多く、生活するのにも問題ないくらいの原稿料が受け取れます。週刊誌の場合、平均して1か月で150万円、年間で1800万円ほどの収入となるようです。

 

② 単行本コミックスの印税収入

印税は出版社や契約によっても違いますが、一般的には8％～12％ほど。500円の漫画本が売れたら、40-50円貰えるそうです。年間100万部売れた場合、4000万円~5000万円の印税収入が見込めます。売れっ子漫画家の作品は多くの読者に買われているので、その分印税も増えて収入も増えるようです。

 

③ 権利収入(原作使用料)

漫画作品が売れるとキャラクターのキーホルダーなどのグッズ・アニメ化やゲーム化、ドラマCDを作る企画が持ち上がります。このときに出る売上・利益の何％かは、原作者である漫画家にロイヤリティ(著作使用権)として支払われることになっています。具体的には、アニメが1話分放送されると、漫画家には10～15万円分入ってくる。ゲーム化されて1本売れると売り上げの3％が漫画家に支払われると言われています。映画化に伴う興行収入の何パーセントかは、原作者に還元されます。

 

■ 赤松健さんの年収

赤松健さんの近年の推定年収は、年間数千万円規模。連載は持っていない為、漫画家としての主な収入減は、印税収入や原作利用に伴う版権収入でしょう。

 

本人が公表した情報によると、最盛期の年収は、2億円前後。納税額と照らし合わせても大きな乖離はないでしょう。

 

赤松健さんは、『A・Iが止まらない!』・『ラブひな』『魔法先生ネギま!』等の人気作品を次々と生み出していますが、一番ヒットしたのは「魔法先生ネギま!」シリーズです。『UQ HOLDDR!』を加えたシリーズの累計発行部数は2600万部を突破しています（2021年7月時点）。

 

■ （参考）納税額に基づいた推定年収

（写真）「ラブひな」 アニメ化で年収2億円

赤松健さんは、2000年に高額納税者リストにランクインしています。当時の推定年収は、2億0475万円です。

 

1998年から週刊少年マガジンに掲載されていた『ラブひな』が、2000年にテレビアニメ化。

 

テレビアニメ化に伴う新たな読者層の増加（単行本の売上増加）、原作利用が増えたことによって、収入が急増したと考えられます。

 

■（参考）漫画印税ランキング

漫画印税 データ
	漫画名 「魔法先生ネギま!」 発行部数：2600万部	118位 👑 推定 印税額 13.0億円

※ 発行部数に基づいた漫画印税ランキングにて、赤松健先生の作品はランクインしています。

 

■ 赤松健さんの近年の主な仕事

（写真）赤松健さんのＸアカウント

赤松健さんは、漫画家兼、参議院議員として活躍しています。

 

漫画家という職業から、① 表現の自由・知的財産保護、②文化外交/文化振興・クリエイター支援デジタル技術・開発推進、③デジタル技術・開発推進をテーマに掲げて政治家活動しています。

 

参議院議員の平均年収は、2156万円(2021度公表)。赤松さんの場合、過去に生み出した作品から得られる印税収入、原作使用料等も数千万円規模であると考えられます。